火災の原因は不注意によるものがほとんどです。
天ぷらを揚げていている最中、来客や電話のためにその場を離れたすきに発火して火災になったり、灰皿が一杯になり、紙くずの入っているゴミ入れに捨てたり、ほんのちょっとした油断で貴重な財産や数々の思い出、さらには尊い命までも失ってしまいます。
そうならないためにも日頃から火災予防についての心掛けが大事です。
火災発生時の対応
火事を早く知らせる | カッコ悪い、恥ずかしい、申し訳ないと自分だけで消そうとして失敗し、被害が大きくなることがありますので、大声で近所の人に助けを求め、消防署に通報する事が大事です。 |
早く消火する | 時間の経過とともに火はどんどん拡大しますので、消火器、水や座ぶとんなど手近なものを使って消火に努める事が大事です。 |
早く避難する | 天井に火が廻ったら消火は不可能です。素早く避難して下さい。また、避難したら絶対に戻らないで下さい。 |
住宅防火 いのちを守る 7つのポイント
3つの習慣
- 寝たばこは、絶対やめる。
- ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
- ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
4つの対策
- 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
- 寝具や衣類からの火災を防ぐために、防炎製品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
- お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。