人と地域をつなぐ事業講義Ⅰ「私たちはこの地域でどのように生きていきたいか?」を開催しました。

平成29年6月25日に、人と地域をつなぐ事業講義Ⅰ「私たちはこの地域でどのように生きていきたいか?」を開催しました。

  
 

 人と地域をつなぐ事業のキーワードとして、うまれた「ゆるふわ」という言葉。
 あらためて「ゆるふわ」を定義して、坂倉先生の講義は進みます。

 「ゆる:開かれていて多様性があること。違いを超えてともにあること。」

 「ふわ:まだ見えていない価値を模索すること。未来を志向すること。」

 →これまでの「地域おこし」の「型」に合わせるのではなく、一人一人が持ち味を発揮して生きること。自分たちの望む未来の暮らし方を実践し、そのために必要なまちをつくること。

 講義の中で、これから高齢化が進行し2035年には、「1.2人で1人の高齢者を支える。」ことになる。でも、逆に考えれば、「大人7人で若い世代を育てられる社会」として捉えることもできるといった話や、「つながり」と「活動」がうまれる場所としての「サードプレイス」の話があり、受講者は聴き入っています。

 

 講義のあとには「エナジーカーブ」のシェアを行うワークショップに取り組みます。受講者同士がどんな人生を送ってきたのか、対話の中で掘り下げていきます。

 

 
 
 今年度も、ここからどんなことがうまれるのか、ワクワクしながら、受講者のみなさまと取り組んでいきたいと思います。
 次回は、8月下旬に、公開講座として事業を考えておりますので、詳細が決まりましたら、告知させていただきます。

【大舟ワンダーランド フィールドワーク】
 第1期生から、昨年度の人と地域をつなぐ事業を受講し、こんなことをやってみたいと思っているとの連絡があり、川西町東沢大舟地区のフィールドワークを行いました。ここから、新たな展開が動き出しそうで、楽しみになりました。