人と地域をつなぐ事業Ⅱ 公開講座「東沢地域の未来を考える」を開催
平成29年8月27日(日)に、人と地域をつなぐ事業Ⅱ 公開講座「東沢地域の未来を考える」を開催しました。
今回、はじめての試みとして、東京都市大学坂倉杏介研修室の夏合宿と合同事業という形で実施しました。
研究室に所属する学生は、8月25日(金)から置賜を訪れ、卒業論文の中間発表を行い、26日(土)の午後から、人と地域をつなぐ事業の受講者といっしょにフィールドワークを行い、公開講座に向けての準備を進めました。
8月25日(金)
初日は研究室に所属する4年生17名が置賜に到着しました。大雨の影響でJR米坂線が運休となり、どうなるかと思いましたが、代替バスで飯豊町の萩生駅に集合することができました。
到着後、飯豊町に新しく出来たホテルに向かい、自己紹介のあと、ひとりずつ卒業論文の中間発表を行い、夜遅くまで先生の指導やミーティングなどが行われていました。
8月26日(土)13:00~14:00
2日目は研究室に所属する3年生14名が合流したあと、会場となる川西町の東沢活性化センターに移動し、自己紹介や事業概要の説明を行いました。
8月26日(土)14:00~16:00
人と地域をつなぐ事業の第1期生の案内で、地域の方へのインタビューをする班、デザインするために地形を確認する班、ドローンなど様々な機材で撮影する班、公開講座の運営を担当する班に分かれて、大舟地区のフィールドワークを行いました。
8月26日(土)16:00~18:00
事前に調査した内容とフィールドワークで揃えた材料から、班ごとに提案発表の内容を考えます。
8月27日(日)13:00~17:00
公開講座では運営、発表の内容、司会などをすべて学生たちが考え実施しました。緊張を解くために、声を出さずに誕生日をジェスチャーなどで伝え、誕生日順に並ぶゲームをアイスブレイクとして行いました。
坂倉先生の「つながりによる資源の資源化」についての講演と、第1期生の想いを聴いたあと、3班に分かれた学生たちの発表がありました。
各班の発表を受けて、人と地域をつなぐ事業の受講者と一般の参加者も学生といっしょに7班に分かれ、参加者全員でワークショップを行い、各班では活発な意見交換があり、様々な意見が発表されました。
8月27日(日)9:00~11:00
最終日は学生と事務局で事業の振り返りを行い、いっしょに取り組んだ仲間のこと、自分が感じたことなどを話し合いました。
4日間という長期間でしたが、坂倉研究室の学生が精力的に活動していただいたおかげで、人と地域をつなぐ事業との合同事業は無事に終了することができました。坂倉先生、学生のみなさん、おしょうしな!
また、今回の事業実施に向けて、様々なご準備をいただいたみなさま、ありがとうございました。
坂倉研究室の学生から、置賜地方がもうひとつの「ふるさと」と思ってもらえるように、これからも関係を築いていきたいと思っています。