人と地域をつなぐ事業講座Ⅰ「私たちはこの地域でどのように生きていきたいか?」を開催しました。

平成30年6月24日に、人と地域をつなぐ事業講座Ⅰ「私たちはこの地域でどのように生きていきたいか?」を開催しました。

はじめに、いまの気持ちをシェアする「チェックイン」から、講座がスタートしました。
はじめてということもあり、受講者のみなさんは少し緊張されていたようです。

人と地域をつなぐ事業のキーワードとして、うまれた「ゆるふわ」という言葉を定義して、坂倉先生の話は進みます。
 「ゆる:開かれていて多様性があること。違いを超えてともにあること。」
 「ふわ:まだ見えていない価値を模索すること。未来を志向すること。」
→これまでの「地域おこし」の「型」に合わせるのではなく、一人一人が持ち味を発揮して生きること。自分たちの望む未来の暮らし方を実践し、そのために必要なまちをつくること。

講座は次の内容で進みます。
①私を生かして、まちを活かす。(新しい社会システムをみんなでつくりあう時代へ)
②仲間がいなければ、はじまらない。(「つながり」と「対話」のうまれる場所とは?)
③「常識」を一歩超えていくには?(想いをカタチにしていくための創造の技法)

坂倉先生の話の中で、これから高齢化が進行し2035年には、「1.2人で1人の高齢者を支える。」ことになる。でも、逆に考えれば、「大人7人で若い世代を育てられる社会」として捉えることもできるといった話や、「つながり」と「活動」がうまれる場所としての「サードプレイス」の話があり、受講者は聴き入っています。

最後に、坂倉先生から次の言葉がありました。
「新しい時代の『まちづくり』は、このまちで私たちがどのように生きていきたいかを考え、それをともに実践することを通じて実現していく活動。そのためには、これまでの常識や、やり方にとらわれることなく、いまここで起き始めている『未来』を感じとり、(たとえ小さな一歩であっても)その未来の一部としての私たちが何を実現できるのか、アイディエーションとプロトタイピングを重ねること。つまり、ゆるふわ。一緒に置賜の未来をつくりだしましょう。」

そのあとに、「エナジーカーブ」のシェアを行うワークショップに取り組みました。
受講者同士のこれまでの人生の話を聴き、受講者同士で対話しながら、シェアします。

 

ランチは、第2期生の飯澤雅子さん、佐藤夕実さん、第3期生の青野知佳さんに、作っていただきました。
美味しいランチで、お腹も心も満たされ、気持ちも落ち着き、午後の部が始まります。

 

午後の部では、「私たちはこの地域でどのように生きていきたいか?」をテーマに、これから、やってみたいことなどを対話し、シェアしました。

 

 

最後に、チェックアウトを行います。
最初とは雰囲気や感じていることも変わり、今年度も素晴らしいスタートになりました。

次回は9月2日に、坂倉ゼミとの合同事業で公開講座を実施します。
詳細が決まりましたら、告知いたします。