人と地域をつなぐ事業シンポジウム「これからもつながり続けるために~つながる喜び、つながる楽しさ~」を開催しました。

令和5年2月26日(土)に浜田広介記念館のひろすけホールを会場に、人と地域をつなぐ事業の7年間の集大成として、「これからもつながり続けるために~つながる喜び、つながる楽しさ~」を開催しました。

 

午前11時に開場し、シンポジウムが始まるまでの2時間は、来場された方は飲み物を飲みながら、人と地域をつなぐ事業の受講生が出店するブースや事業紹介パネルを見て、受講生と交流していただく時間としました。また、会場にいる方にはリソースカード(他の方に提供できる場所、人、モノ)を書いてもらい、交流してもらうツールとして使っていただきました。

シンポジウムは、現地とオンラインのハイブリッドで開催し、約40名の方にご参加いただき、
4期生の五十嵐有佳さんと7期生の阪野正義さんの総合司会でスタートしました。

本組合の事務局次長兼総務課長のあいさつのあと、「人と地域をつなぐ事業について語る」として、坂倉先生、前神さん、受講生がスライドを見ながら、これまでの7年間を語る時間としました。1期生から7期生まで、78名の方に受講いただいた人と地域をつなぐ事業は、人とつながるおもしろさや、地域づくりの楽しみに気づくきっかけにしていただくための事業として実施してきました。この事業がきっかけとなり、港区で実施しているご近所イノベーション学校の受講生のみなさんや、東京都市大学の学生とつながり、24時間トークカフェ置賜、信夫町ガーデンフェスティバルといったイベントが開催されてきました。

その後、ワールドカフェを行い、参加者と受講生が話す時間としました。
「人と地域をつなぐ事業は今年度で終了です。これからも続けたいことは。もっと起こってほしいことは。」というテーマで話し合っていただき、「年に1回は坂倉先生や前神さんに来てもらいたい」「ゆるい形で定期的に集まる機会をつくっていきたい」「大人の修学旅行を当たり前に続けていきたい」といった、これからもつながり続けるための意見がたくさん出てきました。

 

シンポジウムの最後に、坂倉先生と前神さんからコメントをいただき、あっという間に終了を迎えました。

坂倉先生から、「人と地域をつなぐ事業のこれまでの受講生には自律できる動きがあって、まだまだ発展していく。これまでの事業としての形を少し捉えなおして、ここでつながった人達と次につなげていくこともいい。」とのコメントをいただきました。

今回のシンポジウムでは、人と地域をつなぐ事業の受講者からプロジェクトチームを募り、会場の選定からはじまり、シンポジウムの目的やタイトル、チラシのデザインから当日の運営方法など、何度も打合せをして準備を進めてきました。

今までの受講生が集まり、来場者にも人と地域をつなぐ事業を知ってもらう素晴らしいイベントとなったのは、プロジェクトチームのみなさまのおかげです。

今回のシンポジウムをきっかけとして、これからもつながり続けていっていただければと思います。

ご来場いただいたみなさま、プロジェクトチームのみなさま、受講生のみなさま、イベント全体の運営にご支援いただいた坂倉先生、前神さん、心から感謝申し上げます。